「天皇家」誕生の謎 関裕二 講談社

この人程、精力的に執筆活動を続けている作家の方も珍しいと思います。まさしく、歴史作家です。私も非常に多く彼の作品を読ませていただき、たくさんのお金を使ってしまいました。1万円は越えていると思います。そして、言えるのは、この人の本には良くも悪くも波があると思います。「なるほどなー」と感心させてくれることもあれば、「これ、焼直しだな」と思わされる物もあったり、量産されている本を片っ端から読んでいるからこういうことになるのかもしれません。あくまでも、個人的感想です。
この本で、関裕二氏の書評を書くのは不幸なことかもしれません。正直、「何が言いたかったのかなー。」とよくわかりませんでした。少なくとも、標題にあるような「誕生の謎」は書かれていません。関さんらしくない本だと感じました。すいません、こんな書評で。(本の写真をクリックいただければ、アマゾンのショップに繋がります。)

Pasted Graphic 4

読みやすさ  ★★★
着想の奇抜さ ★★★
論理の力強さ ★★★